Vida en México

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メキシコ在住日本人男性のブログ

メキシコで仕事をする / 通訳【経験談】 Part 2

Part 2です。

 

クビ!? 部署異動!! 【転機】

最初に所属した部署は人数が少なく、そもそもあまり会議や通訳をする機会がありませんでした。それを見かねてなのか他部署の日本人スタッフ(部長)が自分を簡単な通訳に使ってくれることになりました。オフィスの事務系の部署から現場の部署に異動したことにより、会社がどんなことをしているのかを勉強しながら通訳をすることができるようになりました。しかし最初はスペイン語で言われていることがわからず苦労の連続でしたが、毎日メキシコ人とたわいも無い話をすることで自分の中で少しずつ話せるようになっているのでは、と思うようになりました。これは良い事なのかはわからないのですが、昼食も日本人と食べていたのをやめて現地人と一緒に食べる事で無理矢理にでも耳を慣らすようにもしていました。(その後メキシコ人同僚からは部署異動をしてからスペイン語力が伸びてきた、とまで言われるようになりました。)

 

スペイン語が理解されない、できない!? 再び!?

社内でスペイン語を使って通訳・翻訳がある程度できるようになり、ついに得意先やサプライヤーといった出張先での通訳を任せられるようになりました。社内でついた自信があったので大丈夫だろうと思っていたのですが、サプライヤーや得意先によっては通訳者を使って会話することに慣れていないところも多く、また通訳として参加しているからにはスペイン語もネイティブレベルでできるのだろうと思われていたのか通訳する間もなく話されたりしていました。そうなると焦ってしまい全く役に立たない会議も多々ありました。最初の社内会議のように英語で話されることも多かったです。しかしそれも慣れだと思い何回も出張に行かせてもらいだんだんと通訳ができるようになり始めました。

 

通訳として「ほぼ」問題なしに

いろいろな経験をし社内外を含め通訳をすることの問題がなくなり通訳としてではなく現地人と一緒に通常業務をすることになったのですが、それはまた別の機会にします。

 

 

 

起きた事全てを書くと膨大な量になるので全てを書いてはいませんがPart 1を含め書いたように未経験OKで会社に入ったとしても上手くいくとは限りません。

いろいろな人の話を聞くと自分より苦労した人の方が多いという印象です。これからメキシコで通訳として働かれる人にとっては少し厳しい現実かと思いますが、あらかじめこういう事が起こるんだろうなと思っていれば少しは気が楽になると思い書きました。

 

以上になります。

 

ありがとうございました。