メキシコで仕事をする / 通訳【経験談】 Part 1
何日かに分けてタイトルの通りメキシコで仕事をした経験について書いていきます。
今回はPart 1です。
日本で就活失敗!?
私は大学2〜3年の間に1年大学を休学してスペインに語学留学をし、その際に海外で働いてみたいなと思うようになりました。その時はなんとなくどこかの会社に入って2.3年後くらいに海外駐在できたら良いなと考えていました。留学から帰りいざ周りが就活を始め説明会に行き始めた頃に、私も1社(自動車系)の説明会に行きました。そこで質問等して聞いたのですが、駐在員として海外に行くのは若くしては無理だ(会社にもよると思いますが、私の行った所では。)と言われ、その上説明会の最後の方に出てきた部長クラスのお偉いさんの話を聞いてこういう会社では絶対働きたくない、と思うようになり説明会に行ったのはその1社きりで海外の現地採用で国外に出ようと決断しました。
仕事が見つからない!?
ざっくりと海外で仕事をしたい!と決めただけなので、どこの国に行きたいか、どのような仕事をしたいか、などが一切決まっておらず語学大学卒なので武器として持っているのは言語のみでした。しかも英語はそこまで得意ではなかったので、ただ「スペイン語が少し話せますよ」という武器しかありませんでした。そうなるとスペイン、もしくはメキシコと中南米しかありません。とりあえず周りの人に聞いたり、ネットで探したりして仕事を斡旋してくれる会社に連絡をしました。が、なかなか仕事が見つからずバイトばかりしていました。そのような時間を過ごしているうちにとある会社の面接にスペイン語つうやくとして合格し、ビザサポートもしてもらうという形で契約をしてもらうことになりました。
スペイン語が理解できない、話せない!?
日本でしておかなければならないビザ関係の手続きを終わらせ、メキシコに着いたのが2016年です。最初は会社が契約していたアパートに入り、翌日から会社に行きました。会社紹介や配属される部署の説明を簡単にしてもらい、いざ仕事がスタートしました。直属の日本人上司は一時帰国中でいなかったので、スペイン語の勉強をしたり会社内をぶらぶらしていました。上司が一時帰国から戻り通訳/翻訳の仕事が開始したのですが、メキシコ人の言っていることがわからない、伝えたスペイン語は全く理解されなかったのです。会社には英語ができる日本人駐在員の方もいましたので、自分が通訳として担当する会議では英語を使うようになり通訳としての存在意義は?と思うようになりました。このまま仕事をできるのだろうか、日本に帰って就職し直す方が良いのではないか、とまで思うようになっていました。
続き。