Vida en México

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メキシコ在住日本人男性のブログ

メキシコで家を借りる

今回はメキシコでどのようにして家を借りるのかについて書いていきます。

 

基本的にはネットで探す

メキシコで家を探す方法はいくつかあるのですが、基本的にはネットで探すことが多いです。

「Casas en renta ○○(←場所名)」と検索すればたくさんのページが出てきて、そこから予算であったり希望条件をフィルターの欄でチェックしていけば検索ができます。

もしくはFacebook等のSNSで探すことができます。しかし日本のように賃貸の会社があってオフィスで詳細を聞く、みたいなことははぼ無いです。主流なのは家を持っている人と直接契約する形です。ただ仲介業者は少ないですがあるのでそれを通して契約するのをおすすめします。理由は後に説明します。

 

 

コンタクトして下見の約束

これは日本でも同じと思いますが、下見は絶対するべきです。

大家さんには下見であろうがその場で契約をしようとしてくる人が多いです。たとえその場で決めたとしても契約書にしっかり両者がサインするまでは絶対にお金を払わないようにして下さい。

 

 

契約をする

契約をする際には次の物が必要になることが多いです。

  • デポジット(基本的に1ヶ月分、もしくは2ヶ月分)
  • 身分証明書
  • 保証人(契約時には一緒に来てもらう必要がある)

 

ここで大事なのは上に書いた仲介業者を使うことでデポジットがどうなるかが変わることです。大家と直接契約をすると、人にもよりますが契約終了時に何らかの理由つけてデポジットを返さない人が非常に多いです。仲介業者を通すと、大家、家を借りる人、そして仲介業者の3人で契約を結ぶことになり後々に問題を起こさずに退去することができます。

 

仲介業者を通しても通さなくても家の中や、家具の状態をしっかりと写真に収めて、「この状態の家を借りました」という約束も契約書に入れてもらうようにしましょう。

 

あとは契約書はしっかり読むようにしましょう。スペイン語がわからないという方は会社の人事総務部に協力を依頼して通訳の方に助けてもらうのも良いと思います。

支払い遅延による罰金、契約期間未満で家を返す場合の罰金料金、家具等の修理は大家が支払いをする、等の約束を契約書に入れてもらうようにしましょう。その他には水道代、電気代、インターネット代、ガス代、住宅街のメンテナンス費(メキシコでは安全性のため区切られ、警備員が駐在している住宅が多いです)等が家賃に含まれているかの確認もしておきましょう。

 

またここで大切になるのが契約をするタイミングです。メキシコでは契約書にサインした日にデポジットと最初の月の支払いを行い、その場で鍵を渡され住むことができるようになることが普通です。そのサインした日から1ヶ月ごとに支払いを行うようになります。

この場所に引っ越すことは決めたけど、契約書に書かれる家の引き渡し日を月初めにしたい、という場合でも大抵の大家さんは「じゃあ月初めに契約しましょう。」と言ってくるでしょう。交渉次第ではその場で契約は済ませ、家の引き渡しが月初めとできることもあります。

 

契約期間ですが基本的には1年です。交渉によって変更はできると思います。

 

 

家具は付いてる?

メキシコの賃貸では基本的に家具は付いていません。(中には家具付きで貸しているところがありますが、少し値段が高く全ての家具が揃っているとは限りません。)

付いていたとしてもキッチンやクローゼットぐらいです。駐在員や現地採用の方でメキシコに住む年数がだいたい決まっている人は少し高くてもできるだけ家具が付いている家を探す方がいいかもしれません。

 

 

以上がメキシコで家を借りるための手順、または注意する点になります。

 

ありがとうございました。